全国学生調査など各種調査で見える教育の課題...文科相10/3会見

2025年10月 6日 15:20 更新

HVTlEv407DY.jpg

概要(ChatGPTにより要約)

文部科学省のあべ俊子大臣は2025年10月3日の記者会見で、全国学生調査および外国人の子どもの就学状況等調査、全国学力・学習状況調査の結果を報告し、見解を示しました。

あべ俊子大臣は「学部学生の最終学年では、医学獣医学系の学生で実習や国家試験のための学習時間が長い一方、人文社会学系の学生は少ない」、また「人文社会学系の学生は数理・統計・データサイエンスに関する知識が身に付いている割合が理工農の分野に比べて低い」ことが判明したと報告。
この差を埋めるため、学習環境の構築や数理・統計・データサイエンスの知識取得を支援する必要性を強調しました。

一方、2024年度の外国人の子どもの就学状況調査では、学齢相当の外国人の子どもが約16万人に達し、前回調査より1万人以上増加したことが確認されました。
外国人児童生徒の増加にともない、文部科学省では日本語指導の教員確保など、受け入れ態勢の整備を推進。
今後も支援の充実に向けて検討を進める意向を示しました。

参考

文部科学省:会見・報道・お知らせ

https://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/mext_00624.html

小学校,中学校,高校,短大・専門,大学,その他

全国学生調査 , 外国人児童 , 学問分野格差 , 学習支援 , 学習時間格差